私が作成する全ての作品は無料の範囲での二次利用は許可しておりますが、
このサイト上で許可していない範囲で納品物から直接収益が発生する形の二次利用(商用利用)を行いたい場合は、著作権の完全譲渡オプションのご購入が必須となります。
ただ 例外として、
オプションのご選択なしでも有料の範囲でご利用可能な例も一部ありますので、本記事で詳しくご説明させて頂きます。
基本料金に含まれる利用可能な範囲
基本料金では、
クライアント様のサイト・SNS・メルマガに掲載する等、無料媒体での二次利用であれば自由に行って頂いて構いません。
イラストそのものの修正・変更は禁止ですが、イラストを背景素材などと合成加工する形でのご利用は可能です。
また アイコンやマルチイラストなどの「一枚絵」の作品に限り、
Kindleや購入者特典などの有料コンテンツ内の挿絵としてであれば二次利用が使用可能です。
(マンガやアニメーションなどの「一枚絵」ではない作品は、ご依頼時の用途以外での有料コンテンツにはご利用頂けません)
- Xのアイコンとして納品したものをX以外の無料媒体で使用
- SNS、サイトなどにそのまま添付
- Canva等で納品物と背景を合成して使用
- Kindleや購入者特典など有料コンテンツ内の挿絵に使用※一枚絵の作品のみ利用可能
…など。
<納品物そのものの修正・変更>
- デザインツールやペイントソフトなどを使い、納品物の線画・カラー・服装などの変更をする行為※各料金表ページで修正・変更を許可していない場合
- 生成AIに納品物を学習させる行為全て
- 生成AIなどを使って納品物を再生成させる行為全て
<その他>
- 許可した範囲外の手段で納品物から直接収益が発生する行為
- ご依頼時の用途以外の有料コンテンツ内で使用
- その他、著作権を侵害する行為
…など。
「許可した以外の手段で納品物から直接収益が発生する行為」というのが分かりづらいかもしれないので補足させて頂きます。
例えばLINEスタンプとして納品したイラストは当然LINEスタンプ販売で収益を得て頂く事は可能なのですが
LINEスタンプとして納品したイラストをグッズ化したり直接イラストを販売したり、
グッズ販売用で納品したイラストをLINEスタンプとして販売したり…
という形での収益化は許可していない、という事になります。
尚 最近は画像生成AIの進化が著しく
「AIにイラストを添付するだけで学習し、イラストの一貫性を保ったまま異なる表情や異なる服装に再生成」したりなどができるのですが、
基本料金の中には著作権の譲渡は含まれていないため
私の作品をAIに学習させたり再生成する行為の全てを禁止させて頂いております。
「AIの機能として可能=著作権の侵害にならない」という事ではありませんので、
許可している範囲外でのご利用が発覚した場合は使用料をご請求させて頂きます。
著作権を完全譲渡した後の利用可能な範囲
有償オプションの「著作権の完全譲渡」をご購入頂いた場合、文字通り納品物の著作権はクライアント様だけのものになります。
無料媒体や商用利用に関わらずクライアント様の好きなように好きな場所で使って頂けますし、
クライアント様にの許可なく私が自分のポートフォリオとして掲載したり、SNSで投稿するなども一切いたしません。
著作権を完全譲渡した場合、基本料金内では禁止だった範囲もご利用可能となります。
↓
- Xのアイコンとして納品したものをX以外の無料媒体で使用
- SNS、サイトなどにそのまま添付
- Canva等で納品物と背景を合成して使用
- ご依頼時の用途以外の有料コンテンツ内で使用
- 納品物そのものを修正・改変して公開する行為
- 納品物をAIに学習・再生成させる行為全て
- 許可した以外の手段で納品物から直接収益が発生する行為
- 納品物の利用権を第三者に委ねる行為
…など
尚 著作権を完全譲渡した場合、原則として「著作人格権の行使」はいたしません。
著作人格権というのは、分かりやすく書きますと『これは私が作ったので、無断で修正・変更したらダメですよ』と主張できる権利の事で、
逆に、一般的に言われている著作権というのは『利用権は私にあります』と主張できる権利の事なので、全く異なるものです。
つまり著作権の完全譲渡を行うだけですと
クライアント様が作者の許可なく納品物を修正する事はグレーであり、作者が希望した際は作品に作者名を記名しないといけないのですが、
私が著作権の完全譲渡を行なった場合は『これは私が作ったので、無断で修正・変更したらダメですよ』という主張はしない…
という事です。
この補足説明が余計に分かりづらかったら申し訳ないのですが(汗)、
とにもかくにも『当サイトに書いている範囲』であれば利用を許可させて頂いております。
ご不明点がありましたら気軽にお問い合わせくださいませ。
